仏像案内

お祀りされている仏様

ここには、人々を救う菩薩、願いを叶える観音、
そして仏教を開いた釈迦如来など、
さまざまな役割を持つ仏様が祀られています。

菩薩

地蔵菩薩

じぞうぼさつ

最も身近で親しまれている仏

地蔵菩薩は、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)すべての世界で苦しむ人々を救う菩薩です。 特に子供や亡くなった方、旅人を守る仏として広く信仰されています。 僧侶の姿で、錫杖(しゃくじょう)と宝珠(ほうじゅ)を持つ姿で表されます。

平安時代頃から日本で広まり、鎌倉時代以降は庶民の信仰として全国に定着しました。

明王

愛染明王

あいぜんみょうおう

煩悩を力に変える仏

欲や愛といった人の迷いを、そのまま悟りの力へ変える仏です。 縁結び、恋愛成就、人間関係の願いにも信仰されています。

密教とともに日本へ伝わり、平安時代より信仰されてきました。

天部

毘沙門天

びしゃもんてん

勝負運・守護の神

毘沙門天は、財宝・戦い・守護を司る神です。 四天王の一尊で、多聞天とも呼ばれます。 甲冑姿で宝塔を持つ姿が特徴で、武運長久や厄除けの神として信仰されます。

奈良時代から信仰され、武将たちからも厚く崇敬されました。

観音

十一面観音

じゅういちめんかんのん

あらゆる苦しみを見逃さない観音

頭上に十一の顔を持ち、あらゆる方向から人々を見守る観音菩薩です。 それぞれの顔が異なる表情を持ち、人々の苦しみに応じて救いを差し伸べるとされています。

奈良時代に伝来し、多くの寺院で本尊として祀られています。

観音

如意輪観音

にょいりんかんのん

願いを叶える観音

如意輪観音は、如意宝珠と法輪を持ち、願望成就や現世利益を授ける観音です。 半跏思惟の姿で表されることが多く、深く人々を見守る慈悲の仏とされています。

平安時代以降に広まり、祈願の観音として信仰されました。

如来

釈迦如来

しゃかにょらい

仏教の開祖

釈迦如来は、約2500年前のインドに実在したお釈迦様そのものです。 悟りを開き、人々へ教えを説いた仏教の中心的存在です。 装飾の少ない落ち着いた姿で表されます。

飛鳥時代に日本へ伝わり、現在も広く尊ばれています。

明王

不動明王 (こちらの仏像は方丈講堂でご覧いただけます)

ふどうみょうおう

厳しさで人を導く守護の仏

不動明王は、迷いを断ち切り、人々を正しい道へ導く明王です。 右手に剣、左手に縄を持ち、背後の炎で煩悩を焼き尽くします。 怒りの表情は、強い慈悲の現れでもあります。

空海により広まり、真言宗を中心に重要な仏とされています。

お気に入りの仏像 投票箱

心に残った仏様を一つ選んでください